仕事に関して、定期的な収入は激減したけど
新たに始めた仕事のリスクと可能性は激増した
移転先が辺鄙すぎて光ファイバーの開通に数ヶ月かかるらしい
ぶっちゃけ家賃三万五千円の木造ボロアパートの一階で良い所なしだが
南向きの窓を開ければ砂浜そして水平線
ところで
次の部屋が狭すぎて物を減らすのにかなりのエネルギーが必要だった
数人の友人に大量に引き取ってもらったり
粗大ゴミ出しを三回、ゴミ袋は二十袋くらい使った
思い切って捨てるのは良いが
些細な罪悪感が積もり積もってそれなりのストレスを感じた
ぶくぶく膨らんだ装飾品は自分の許容範囲をはみ出して
はみ出した愛おしい彼らが自分を束縛していたのかもしれない
そういえば以前から
販売サイトに登録して絵を売っている
売れないほうが多いけど
絵を売る事、手放す感覚を感じる事ができる
それはどういう事なのかもっと考えたい
対価を払って絵を買ってもらえるのはほんとうに嬉しい
価より対が嬉しいんだ
そりゃあ額に入れて生涯その人の景色の一部になれたら最高に決まってる
でももし破り捨てられるようなことがあったとしてもそれはそれで答えだ
受け入れられる心は持ち合わせている
描く為のエネルギーになる
でも常に一番考えるのは描く意義、絵の存在意義そのもの
だからいわゆるスタイルはいらない
でももし収入の見込みがなくなったときはスタイルにはしるかもしれない
なぜならその方が価値があがるからだ
どういう人がどういうスタイルで描いているかがはっきりしている方が
商品ラベルを貼りやすいからだ
いわばブランド化
絵を自由にするために
今のところ二足のわらじを続けるべきだと思っている
いつか
ほんとうに大切なものを絵にしたい
そんな所に辿り着いてみたい
※以下は最近のメモ 超乱文につき失礼
人の心は複雑で流動的で
経験値の低い僕にはなかなか思うようにいかない
僕はこれまで周りの人達が差しのべてくれたやさしさを
そのまま深く考えもしないで片っ端から羽織ってきた
それぞれがシンプルで深くて人生で生々しい事にさえ気付くこともなく
着膨れした僕はいつのまにか立ち上がる事さえ出来ず
汗と雨をそのまま吸い込んで重さを増したやさしさ
押しつぶされそうになっていた
宇宙の一番端っこには何がある。
そこにははじまりしか無いんだ。
無にはじまりが流れ込んでいて
はじまりは過去を泳いだりなんかしない。
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